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新鮮なものが美味しいって中に牛乳も含まれています。
牛乳を買う時についつい消費期限を見たり、奥から取ったりしませんか?
確かに新鮮なものが美味しく感じますが、私はちょっと寝かせた牛乳の方が美味しいと感じます。
熟成って程ではないですが、製造日から4〜5日経った牛乳の方が牛乳の風味がしっかりでているような気がします。
酪農家さんはあえて口には出しませんが、知っているようです。
でもこれは「ノンホモ牛乳」の話。
飲みやすいようにホモ(脂肪球を細かくし均一にする作業)を行なっている牛乳には、変化は感じません。
ノンホモ(ホモの作業を行なわない自然な脂肪球)の牛乳だけに感じる事ができる現象だと私は思っています。
大きさがまちまちな脂肪球、目に見えるものではありませんが、そのあえて不均一な脂肪球が食感を刺激してくれていると思います。よく牛乳は噛むように飲めといいますが、むかしの牛乳はそうして飲んだのではないでしょうか。
ノンホモの証である上部に浮くクリーム、よく振って飲むことによりよりクリームの塊が口の中でとろけます。 まさにノンホモ牛乳の醍醐味を感じる瞬間です。
しかし、市販の牛乳の大半はホモ処理をした牛乳です。
牛乳の増産と共に短時間により多くの牛乳を処理しなければならくなりました。高温による短時間殺菌が広まり、そして120℃で2秒など高温殺菌する時にこの大きな脂肪球が焦げ付きや焦げ臭の原因になってしまうからです。
残念な事に効率を最優先してしまい、本来の牛乳の味を失ってしまったのではないかと思います。
ノンホモ牛乳と切っても切れないものが低温殺菌牛乳です。 ノンホモであるがゆえに低温殺菌が可能ですし、低温殺菌だからノンホモのままでも処理できるとも言えますね。 そしてビン牛乳も外せません。 せっかくノンホモなのですから、クリームの浮くところを見てもらいたいですよね。 (牛乳とクリームの境目をクリームラインと呼びます)
そして嬉しい事に、低温殺菌の牛乳を製造している乳業会社が200社に迫る勢いだそうです。 中堅の乳業メーカなどが、付加価値を付けた牛乳を製造し始めたり、酪農家さん自身がミニ工場を作ったりで徐々にではありますが増えている傾向にあります。
なんとなく本来の牛乳のあり方に戻りつつあるのではないでしょうか。
地元の牛乳を使い、地元の小さな牛乳屋で製品にし宅配する。 そして牧場には子供達が遊びに来て給食に出る牛乳のできるまでを勉強する。 なんかいいですよね。
皆さんもノンホモ牛乳を見かけたら、少し冷蔵庫の中で寝かせてから飲んでみてください。
クリームラインと共にその牛乳の背景も見ることができるかもしれません。
文責:佐藤<eco-milk@shiawase-farm.co.jp>
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