電柱の移設  以前の電柱位置は、家、セキ、縁石、電柱、車道の順になっていました。

 今度は、家、電柱、セキ、車道の順になります。
工事の長期化は、地域の人々への負担が大きい  時間をかけられないので、一斉に行われました。

 車道の一方は通行させる形なので、作業員の方に負担がかかります。
作業は電柱の挿し換え

 一時的に、新旧二本の電柱が並びます。
 なんとも不思議な光景。
新しいセキは、車道側へ。  以前のセキは、車道側に移設されました。その前に、旧セキは撤去されましたが。

 電柱移設の前に、セキの流水は止められており、生活雑排水は下水道へと導かれています。
雪捨て場としてのセキ  電柱とセキの移設でポッカリ空いた穴は、土で埋められ、コンクリートで固められました。

 この地域では、セキを雪の捨て場としても利用されています。また、セキの管理の為に、各家・店舗の前には、最低でも1台の開閉蓋が設備されました。

 子供や女性の力では、容易に開けられないほど重い金属製の蓋。安全の為にこの奥にも蓋が設備されています。
歩道としての整備  車道の幅を確保すると、歩道にしわ寄せが来ます。左右非対称な歩道の幅は、狭いからと言う理由ではなく、親水路の為でしょうか。

 歩道は、車道側から両脇に向かって、タイルが敷かれました。
親水路  泉金酒造さんの前にも、親水路が設備されました。森と水のシンフォニー岩泉という事からも、流れる水を見せ、親しんでもらおうという考えでしょう。
 もちろん、親水路の上には覆うものが無いことになります。
4箇所の親水路  完成に近い親水路。

 親水路は4箇所出来る予定です。
両脇の歩道は、工事中!  歩道が工事中だと、車道も狭くなります。早く完成が待たれる商店街。

 以前は、駐停車する車が目立ったのが、今は無い。
道路との段差が解消  工事のたびに高くなった道路が、全体的に削られることになりました。

 それに伴い、玄関と歩道との段差も解消され、しかもきれいに工事されています。
アスファルトが一瞬で粉々に  車道幅いっぱいの重機がやって来ました、これは、一気にアスファルトを削り取るもの。東北に数台しかなく、岩手県には無いと聞きました。

 アスファルトが一瞬で削り取られる様は、ものすごく豪快です。何度か往復するうちに、アスファルトは影も形もなくなりました。

 重機の先頭に、カブトムシの角の様に見えるのは、ベルトコンベアーです。
人が歩くスピードで土面が  削り取られたアスファルトは、ベルトコンベアーで先行するダンプの荷台へと、運ばれます。これら全て自動的に行われているように見えました。
アスファルトの下は土だ  あの重機が去った後に、黒々とした土があらわれ、なんとなくホットするような。
人が歩くスピードで舗装して行く  今度は何?
 車道幅を一気に舗装する重機だ!
やっぱり、人だって必要  車道と歩道との境目は、やはり人が補うようです。
このままでも良いけど  重機が去って、黒々としたアスファルトが残されました。

 男らしくて良い! なんて思うほど。
道路の化粧?  今度は、車道の塗装。

 カラー舗装なのです。
お肌を磨く?  塗装が乾いたら、サンダーで磨く。

 すごいほこりです。
 音もすごい。
遂に完成!

道幅がとっても広く見えます。
電柱に街灯が付けられたおかげで、すっきり見える事も理由の一つかも。

左右非対称な歩道の幅、右手の方向に親水路と噴水が見えます。分かりますか?
4箇所ある親水路のひとつ。

夏になれば、さわやかな水の流れが、涼しくすごさせてくれるでしょう。


木製の箱が2箇所に見えます。
なんでしょう?
写真左が、その正体です。
夜になると、優しく親水路を照らしてくれる明かりです。

これ、漆塗りなんですよ。


写真右は、電柱と街灯が一緒になった姿です。このおかげで、街灯のためだけに柱を立てることがなくなりました。(一部を除く)

小さく見えますが、やはり漆塗りの背板に街灯が付けられています。岩泉町は、漆塗りの木製品も産業として成り立っています。
縁石が無くなって、道路を広く使えて便利ですが、カーブの内側となると、行きかう自動車がはみ出すことも考えられ、危険回避のために、縁石が設置されている場所があります。

歩道のタイルの様子、車道の様子、この写真で分かると思います。


※少しデータが重かったかもしれませんが、一気に見ていただきたいことから、あえて一頁で表現しました。(なかなか表示されない場合は、少し待っていただいてからご覧下さい)
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